東北地方太平洋沖地震(2011/3/11) 3Dモデル

東北地方太平洋沖地震の震源分布データを3D化しました。
マグニチュード6.0以上の震源を球で表示しています。震源とプレートとの位置関係、地震の時間経過がひとめでわかります。

解説

2011年3月11日、マグニチュード9.0を記録した東北地方太平洋沖地震は、宮城県沖の深さ 23.7kmの地点で発生しました。太平洋プレートとユーラシアプレートの 境界にあたります。
本震発生直後から3月13日にかけて、マグニチュード6.0以上の地震が合計66回、本震の震源域内を中心に発生しました。
3月14日から8月末までの間には、マグニチュード6.0以上の地震が51回、おもに本震震源域外縁部で発生しています。
太平洋プレートがフィリピン海プレートの下に沈みこんでいる部分で、地震発生域の拡大が止まっているようすがわかります。
なお、直前の3月9,10日には、本震震源の北東部でマグニチュード6.0以上の地震が8回発生しました。

ダウンロード

3Dデータのダウンロード:
 TohokuEarthquakeJ.zip

同時期に発生したマグニチュード1.0以上の震源を追加したバージョンも作成しました。
 TohokuEarthquake2J.zip M1以上追加
(zip形式で圧縮されています。解凍してお使いください))

  • 閲覧にはフリーウェア Molcer が必要です。ver1.27以上を使用してください。
  • データのご利用は自由ですが、以下のように明記してください:
    「https://white-rabbit.jp/tohoku-earthquake より引用しました」
    ウェブ媒体のばあいはリンクもおねがいいたします。

東北地方太平洋沖地震(2011/3/11) 3Dモデル
3Dデータのスクリーンショット。
緑:太平洋プレート上面
橙:フィリピン海プレート上面
マグニチュード6.0以上の地震
紫:3/11 本震
青:3/9 – 10に発生した地震
赤:3/11 – 13に発生した地震
黄:3/14 – 8/31に発生した地震

東北地方太平洋沖地震(2011/3/11) 3Dモデル


3Dデータの挙動の一部を動画化しました。
ダウンロードしたデータをフリーウェア Molcer でみたときのイメージをつかんでいただくためです。
じっさいには、回転・拡大縮小などさまざまな動きが可能です。

東北地方太平洋沖地震(2011/3/11) 3Dモデル
3Dデータのスクリーンショット(マグニチュード1.0以上を追加したバージョン)。
 緑:太平洋プレート上面
 橙:フィリピン海プレート上面
 球:マグニチュード6.0以上の地震
 紫:3/11 本震青:3/9 – 10に発生した地震
 赤:3/11 – 13に発生した地震黄:3/14 – 8/31に発生した地震
 点:3/9 – 8/31に発生した、マグニチュード1.0以上の地震


3Dデータの挙動の一部を動画化しました(マグニチュード1.0以上を追加したバージョン)。
ダウンロードしたデータをフリーウェア Molcer でみたときのイメージをつかんでいただくためです。
じっさいには、回転・拡大縮小などさまざまな動きが可能です。

参考資料

作成には、以下の論文等を使用しました:

  • プレート形状
     Kita, S., T. Okada, A. Hasegawa, J. Nakajima, and T. Matsuzawa (2010), Anomalous deepening of a seismic belt in the upper-plane of the double seismic zone in the Pacific slab beneath the Hokkaido corner: Possible evidence for thermal shielding caused by subducted forearc crust materials, Earth Planet. Science Lett., 290, 415-426.
     Nakajima, J., and A. Hasegawa (2006), Anomalous low-velocity zone and linear alignment of seismicity along it in the subducted Pacific slab beneath Kanto, Japan: Reactivation of subducted fracture zone?, Geophys. Res. Lett., 33, L16309, doi: 10.1029/2006GL026773.
     Nakajima, J., F. Hirose, and A. Hasegawa (2009), Seismotectonics beneath the Tokyo metropolitan area, Japan: Effect of slab-slab contact and overlap on seismicity, J. Geophys. Res., 114, B08309, doi:10.1029/2008JB006101
     Hirose, F., J. Nakajima, and A. Hasegawa (2008), Three-dimensional seismic velocity structure and configuration of the Philippine Sea slab in southwestern Japan estimated by double-difference tomography, J. Geophys. Res., 113, B09315, doi:10.1029/2007JB005274.
     弘瀬冬樹・中島淳一・長谷川 昭 (2007), Double-Difference Tomography法による西南日本の 3次元地震波速度構造およびフィリピン海プレートの形状の推定, 地震2, 60, 1-20.
     弘瀬冬樹・中島淳一・長谷川 昭 (2008), Double-Difference Tomography法による関東地方の 3次元地震波速度構造およびフィリピン海プレートの形状の推定, 地震2, 60, 123-138.
     Nakajima, J., and A. Hasegawa (2007), Subduction of the Philippine Sea plate beneath southwestern Japan: Slab geometry and its relationship to arc magmatism, J. Geophys. Res., 112, B08306, doi:10.1029/2006JB004770.
     Baba, T., Y. Tanioka, P. R. Cummins, and K. Uhira (2002), The slip distribution of the 1946 Nankai earthquake estimated from tsunami inversion using a new plate model, Phys. Earth Planet. Inter., 132, 59-73.
     Uchida, N., T. Matsuzawa, J. Nakajima, and A. Hasegawa (2010), Subduction of a wedge-shaped Philippine Sea plate beneath Kanto, central Japan, estimated from converted waves and small repeating earthquakes, J. Geophys. Res., 115, B07309, doi:10.1029/2009JB006962.
  • 標高水深
     Becker, J. J., D. T. Sandwell, W. H. F. Smith, J. Braud, B. Binder, J. Depner, D. Fabre, J. Factor, S. Ingalls, S-H. Kim, R. Ladner, K. Marks, S. Nelson, A. Pharaoh, R. Trimmer, J. Von Rosenberg, G. Wallace, P. Weatherall. (2009), Global Bathymetry and Elevation Data at 30 Arc Seconds Resolution: SRTM30_PLUS, Marine Geodesy, 32:4, 355-371.
     Sandwell, D. T., and W. H. F. Smith (2009), Global marine gravity from retracked Geosat and ERS-1 altimetry: Ridge Segmentation versus spreading rate, J. Geophys. Res., 114, B01411, doi:10.1029/2008JB006008.
  • 震源
     防災科学技術研究所 気象庁一元化震源リスト[地震波形提供機関:北海道大学,弘前大学,東北大学,東京大学,名古屋大学,京都大学,高知大学,九州大学, 鹿児島大学,防災科学技術研究所,産業技術総合研究所,東京都,静岡県, 神奈川県温泉地学研究所,横浜市,海洋科学技術センター, 気象庁]

マグニチュードの値について
気象庁一元化震源リストにおいて複数のマグニチュードが求められている場合は、大きいほうを採用しています。

履歴
2017/04/24 英語版を分離
2016/04/26 軽量版に差替
2011/11/22 加筆
2011/11/20 大幅変更
2011/11/03 公開

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