CT装置のメンテナンス(保守点検、修理)担当業者をVoxelWorks社へ変更
弊社がユーザーから撮影を委託される試料の撮影、または共同研究用・CT撮影サービス依頼用の装置として紹介している以下の機関が所有するX線CT装置(計7台)のメンテナンス業者は、株式会社 Voxel Worksに変更となりました。
・東京大学総合研究博物館
・東北大学総合学術博物館
・海洋研究開発機構(JAMSTEC)
・宮城県産業技術総合センター
メンテナンス作業(*)を実施する担当者は、従来と変わりません。メンテナンス作業はCT画像の画質や解像度に大きく影響する重要な作業です。引き続き、安心して試料撮影のご相談をお願いいたします。
*メンテナンス作業とは:
X線管、検出器、回転軸などの調整や修理交換を行います。メンテナンス状況が適切でないと、CT再構成像がぼけたり、歪んだり、ブレたり、ノイズが多くなったり、アーチファクトが増えたり、解像度が不正確になります。
加えて、X線CT装置を構成するパーツ(X線管・検出器・動作軸・制御用PCなど)には、故障がしばしば発生します。消耗部品の交換も必要です。知識や技術を持っていないメーカーでは問題の解決に適切に対応できず、見当違いの無駄な作業やそれに伴う長期間(1年以上)の運転停止、高過ぎる修理費(10万円で済むものが360万円になる、100万円で済むものが500万円になる、など)が発生します。
関連リンク:JAMSTEC:Microfocus X-ray CT lab News
1, Nov, 2022.
JAMSTECの所有するすべてのマイクロフォーカスX線CT装置(MXCT)について、コムスキャンテクノ株式会社(JOHNAN株式会社)様による全てのメンテナンス作業を終了とし、同業務を株式会社ボクセルワークス様へ委託することといたしました。
関連リンク:Voxel Works:メンテナンスを引き継いだ装置
関連コラム:JAMSTECのX線CT装置(コムスキャンテクノ社製 ScanXMate)整備事業を落札
関連サービス:CT装置導入とCT撮影
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弊社の主力製品です
工業製品から生物標本まで。どんなものでも美しく、快適操作でおみせします。
Molcer Plus は、X線CT画像などのボクセルデータを、計測・加工・解析するためのソフトウェアです。
*フリー版もあります:3D画像表示ソフトウェア Molcer
*Molcer Plus パンフレット (v1.8)
*粒子空隙解析パンフレット
*配向解析パンフレット