弊社開発ソフト Molcer Plus なら、DICOMデータからSTLへの変換もかんたんです。
このページではその流れを視覚的にご説明いたします。
CT撮影

撮影試料の例。デスモスチルスの歯の化石
試料をスキャン
↓
CTデータファイルの出力
再構成ソフトによるCT画像の再構成
CTデータファイルの読み込み
↓
再構成
↓
連続断面画像(DICOM画像、TIFF画像など)の出力
Molcer Plus による変換・加工
★ Molcer Plus チュートリアル「3Dコンテンツ・3Dプリンタ ファイル作成」も合わせてごらんください。
連続断面画像(またはSTLファイル)の読み込み
↓
ポリゴンモデルのレンダリング

ボクセルデータから作成するため、一般的なCADデータとちがってエラー(隙間・裏返り面・交差)は発生しない。エラーのないSTLファイルならば同様に扱うことが可能。
↓
境界値の設定:ノイズの削減
ボクセル加工:不要部分の削除
ボクセルフィルタ:スムージング
↓
物体/空間分割、ボクセル加工:内部空間の穴埋め
ボクセル加工:内部空間の作成
ボクセル加工:細い部分を太く、薄い部分を厚くする

3Dプリンタ出力用の調整。サポート材や強度による問題の解決。(必要ならば)フィラメントを節約する。ボクセル加工により内部も自由に編集できる。
↓
削減ポリゴン作成:形状を保持したまま、データサイズを軽減

出力ファイルが大きすぎて3Dプリンタで読めない・3Dプリンタの分解能より精細すぎる場合の対策。
削減ポリゴン作成:複数オブジェクトの同時実行

ポリゴン削減により、3Dオブジェクト間に隙間ができる問題の対策。
↓
切断ポリゴン作成:自由平面でポリゴンデータを分割

3Dプリンタの出力サイズ制限やサポート材出力を減らしたい場合の対策。
↓
ポリゴン出力:STL / OBJ / glTF / glb ファイル
3Dプリンタで出力
ファイル読み込み
↓
造形

きれいにできました。
最終更新日:2021/10/03
弊社の主力製品です
工業製品から生物標本まで。どんなものでも美しく、快適操作でおみせします。
Molcer Plus は、X線CT画像などのボクセルデータを、計測・加工・解析するためのソフトウェアです。
*フリー版もあります:3D画像表示ソフトウェア Molcer
*Molcer Plus パンフレット (v1.8)
*粒子空隙解析パンフレット
*配向解析パンフレット