深さ年代変換ソフトウェア DepthAgeConverter

DepthAgeConverter

地質・微化石関連のソフトウェアです。フリーウェア。
2014年にいったん公開を終了していましたが、ご要望によりWindows11対応版を作成し、復活しました。

機能

  • 深さと年代の対応関係から、任意の深さの年代値や、任意の年代に対応する深さの値を計算
  • 堆積速度曲線グラフを表示
堆積速度曲線グラフ
  • 深さと年代の対応関係と補間方法で計算した堆積速度曲線グラフを描画します。
  • 縦軸は深さ、横軸は年代です。コントロールポイントをオレンジ色の丸で表示しています。
補間方法
  • 各コントロールポイント間の補間方法は、直線(linear)と3次スプライン(cubic spline)の2通りから選択できます。
  • 3次スプラインで補間すると、堆積速度が負になる区間が生じることがあります。そのときには、該当する区間の堆積速度曲線グラフを赤色にして、警告表示します。
動作環境
  • OS:Windows 7/8/10/11
  • 256MB以上のメモリを推奨

ダウンロード

  • DepthAgeConverter_v110.zip
    ダウンロードしたファイルを展開し、.exeファイルをクリックしてください。

バージョン履歴

  • 2025/05/17 Ver.1.1.0 Windows 7/8/10/11 対応版リリース
  • 2008/03/24 Ver.1.0.0 リリース(Windows XP/Vista 対応版)

使用方法

  1. 右上にある「…」ボタンを押し、深さと年代との対応関係を設定したファイル(Depth-Age Setting File)を選択
  2. 補間方法(Interpolation Method)を選択
  3. 深さから年代へ変換したい場合は、深さ(Depth)フィールドに深さの数値を改行区切りで入れて、「>> Convert >>」 ボタンを押す。年代から深さへ変換したい場合は、年代(Age)フィールドに年代の数値を改行区切りで入れて、「<< Convert <<」 ボタンを押す。

深さ・年代の単位は、「1」で設定するファイルと「3」で入力する数値との間で合わせる必要があります。

深さと年代との対応関係を設定するファイルの記述方法

  • 設定ファイルはテキスト形式(拡張子 .txt)で作成します。
  • 対応する深さと年代を1セットにし、各セットを改行区切りで記述します。
  • セット内では、「深さ」、「年代」、の順に記述し、その間を、「半角スペース」か「タブ」か「コンマ」で区切ります。
  • 空白行や「//」で始まる行は、コメント扱いになり無視されます。

設定ファイル記述例
//section○○ core△△
//depth(m) Age(Ma)
0.1 1.0
1.1 1.1
2.2 1.3
3.8 2.8
4.2 3.1
5.5 3.5
6.5 4.5
7.0 5.8
8.2 6.0
9.9 7.5
10.2 7.6

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