コムスキャンテクノと関係解消

X線CT装置の保守をコムスキャンテクノから変更

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メンテナンス担当をVoxel Works 社に変更

 弊社がユーザー様からのCT撮影依頼時に使用していた、もしくは共同研究利用やCT撮影サービス依頼先として紹介していた、東北大学などの機関が保有しているX線CT装置(すべてコムスキャンテクノ株式会社製 ScanXmate)の保守メンテナンス(*)担当業者は、装置を保有する機関の要望により、株式会社 Voxel Works に変更となりました。

該当装置はこちらにあります。
VoxelWorks:X線透視・X線CT装置メンテナンス受託実績

*CT装置におけるメンテナンス作業とは:
 X線管/検出器/動作軸などの調整や修理交換を行います。メンテナンス状況が適切でないと、CT画像がぼけたり、歪んだり、ブレたり、アーチファクトが増えたり、解像度が不正確になります。装置自体も不安定となり、本来の性能を発揮できません。さらに、技術的に未熟な業者ではX線の漏洩を見逃すこともあります。
 また、X線CT装置を構成するX線管/検出器/動作軸/制御用PCなどの部品には、故障がしばしば発生します。消耗部品の交換もあります。知識や技術を持たないメーカーでは不具合に対して適切に対応できず、見当違いの無駄な作業、一年近く運用停止したあげくの未解決、高額な修理費(たとえば10万円で済むものが360万円になる、100万円で済むものが500万円になるなど)が発生してしまいます。

株式会社Voxel Worksとは

 株式会社Voxel Worksは、X線業界歴25年以上の冨塚氏が、コムスキャンテクノ株式会社を離れて2021年10月に立ち上げた会社です。
 コムスキャンテクノ社製装置の制御系ソフトウェアを作成していた株式会社イェンドレッド、コムスキャンテクノ社製装置のCT再構成/画像解析/検査ソフトウェアを作成していた弊社が全面協力しています。
 筐体や軸系の製作を行っていたメーカー5社とも関係が良好であるため、過去に製作に関わった装置に対しても、装置の改造や修理、調整、ソフトウェアのバージョンアップなどが可能です。
 2024年3月の段階で7台のX線装置を製作済みであり、テレビなどのメディアにもこれらの装置が何度も登場しています。既存装置の改造や修理、メンテナンス案件も多数受注しています。

 
関連リンク:
JAMSTEC:Microfocus X-ray CT lab News

1, Nov, 2022.
JAMSTECの所有するすべてのマイクロフォーカスX線CT装置(MXCT)について、コムスキャンテクノ株式会社(JOHNAN株式会社)様による全てのメンテナンス作業を終了とし、同業務を株式会社ボクセルワークス様へ委託することといたしました。

関連コラム:コムスキャンテクノ(JOHNAN株式会社)との関係を終了しました
関連サービス:CT装置導入とCT撮影

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弊社の主力製品です

3D画像解析/処理ソフトウェア Molcer Plus
X線CT画像などの3次元画像データを、計測・加工・解析するためのソフトウェアです。工業製品から生物標本まで、どんなものでも美しく、快適操作でおみせします。
*フリー版もあります:3D画像表示ソフトウェア Molcer
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