3D画像解析ソフトウェア Molcer Plus で用いている技術

Molcer Plus が実装している超高速演算、3Dプリンタ用ファイル作成における問題点解決、数学アルゴリズムについての紹介です。

GPGPU による超高速演算

Molcer Plus は C++ を用いているため、通常でもそれ以外の言語(C#、Javaなど)によって作られた類似ソフトよりも高速ですが、更に GPGPUによる超高速演算も実装しています。
GPGPU は近年よく用いられるようになった、グラフィックカードを利用する超高速演算手法です。並列演算により、数倍~数十倍の高速化が実現できます。Molcer Plus では CUDA を介さないネイティブコードで記述しています。
※対応していないグラフィックカードもあります。
3Dデータ実行内容通常GPGPU
生物標本(481万ポリゴン)バイラテラルフィルタ
(大きさ:2)
79.73秒1.35秒
ガウシアンフィルタ
(大きさ:2、画素値類似度:30)
5.87秒1.68秒
生物標本(55万ポリゴン)バイラテラルフィルタ
(大きさ:2)
9.32秒0.15秒
ガウシアンフィルタ
(大きさ:2、画素値類似度:30)
0.66秒0.14秒
※実行環境 CPU:Intel Core i7-6700k 4.0GHz, メモリ:64GByte、GPU:AMD Radeon R9 390、グラフィックメモリ:8Gbyte、OS:Windows10 64bit

技術的な詳細は、3D技術解説:GPGPU をご覧ください。

3Dプリンタ用ファイル作成における問題点解決手法

3Dプリンタによる模型作成の際に問題となるのが読み込めないデータ、出力出来ない形状、3Dプリンタの性能上の制約などです。Molcer Plus はこれらの解決に利用できる各種機能を有しています。
なお、CTデータから作成された3Dデータには、CADデータで問題となる、面の隙間・重複、面の裏返り、交差は発生しません。

「Molcer Plus」を用いた 3Dプリンタ用ファイル作成の流れ もご覧ください。

3次元画像処理のための数学アルゴリズム

詳細はリンク先の「3D技術解説」をご覧ください。